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Women in the cities

母の日を記念して、アーバニック30は「母」として日々をしなやかに生きる女性たちの美しい瞬間をカメラに収めました。世界中のお母さま方へ、心からの敬意と感謝を込めてお届けする、特別なプロジェクトです。

 

Irina Martynenko, Paris

ロシア生まれのモデル兼女優のイリ・マルティネンコIrina Martynenko)。パリにある彼女の自宅にアーバニック30が訪れた。優しく思慮深い母イリーナと愛らしい魅力が溢れる息子のレオンと娘のサラ。藤の花のように甘く楽しさでいっぱいの3人と過ごした温かな時間。

 

イリーナが着用した衣装とシルバージュエリー、シューズはすべてアーバニック30の製品。子供たちが着用したデニムのトラッカーキャップはThe H.W.Dog&Coの製品。

 

Urbanic(以下U: 自己紹介をお願いします。

Irina Martynenko(以下I: 私の名前はイリーナです。女優兼モデルであり、2人の子供レオンとサラの母、そして娘でもあります。ハバロフスクで生まれ19歳の時にモスクワに引っ越し、現在は家族と共にパリで暮らしています。

 

U: 子供たちと共に過ごす日常において特別に感じられる瞬間やルーティンはありますか?

I: 最近は夫が違う都市に滞在しているので、パリに来た時に家族全員で一緒に過ごす時間が特に大切です。学校に行く前の朝食、放課後の散歩、一緒に夕食の準備をし、即興で音楽にあわせてダンスを踊ったりする日常の瞬間が、私を満たしてくれる意味ある時間です。

一つお話したいエピソードがあります。今は6歳になった息子レオンが3歳になったばかりの頃のことです。レオンを幼稚園に送る時、私は運転しながら「ねぇレオン、知ってる?」と質問することがよくありました。こんな質問に慣れていないレオンは好奇心でいっぱいの目で私を見つめていました。そしたら私は「ママはレオンのことが大好きなのよ」と言い、レオンは「僕も大好きだよ、ママ」と答えてくれました。今では私が質問すると、レオンは何の話なのかすぐに気づきます。そしていたずらっぽく答えたり、優しく答えたりしてくれます。レオンはそうやって「愛」という感情を理解したんだと思います。少し前からは娘のサラにも同じ方法で伝えています。子供たちと共に会話をする時間がすごく大切で愛おしいです。

 

U: 母になってから、自分自身について新たに気づいた点はありますか?

I: ある意味「イェス」と即答できる簡単な質問ですが、よく考えてみると毎日自分自身に問いかけていて、その度に新しい答えを探しています。

最も重要で大きな気づきは、子供と共に生まれた「愛」という感情がとても特別だということです。私は子供たちを保護する時「母オオカミ」のような本能を感じます。不必要な言葉や行動、人々から子供たちをできるだけ守ってあげたいと思うのです。

バランスをとることも重要であり、現実的な視線も必要です。毎日忍耐力を持とうと努力するのですが、疲れた時はそれが難しいです。破壊的な感情が込み上がってくる時、それに気づき克服することも重要ですが、ヨガや呼吸法、読書、インタビュー、カウンセラーとのカウンセリングもとても大きな助けになります。一つ確かなことは、親になるということは最も大きな責任が必要な大変なことであり、それと同時に最も幸せなことであるということです。

 

U: 母としての役割と個人としての夢、そしてアイデンティティーの間でどのようにバランスを維持しているのですか?

I: 先ほど話したヨガが、バランスをとって現実感覚を持ちながら現在に集中させてくれました。息を深く吸い込み吐き出しながら「そうだ、これが私なんだ。私はこう感じ、これを求め、これをするべきなんだ」と自分自身を振り返ることができます。

正直、サポートてくれる両親とベビーシッターなしで24時間子供たちと一緒にいながら他の仕事に集中することは難しいです。なので私にとって「サポート」と「時間管理」が核心的な要素です。

映画業界はプロジェクト期間が長期で撮影時間も長いので、作品選びは慎重に行います。子供たちと離れ難いので、違う都市で働く時は家族も一緒に行くようにしています。そして最近は、長い間止まっていた夢をもう一度鮮明に見つめ直す練習をしています。子供たちと深く繋がりながらも自分自身を見失わないことが、母と子の双方にとってとても重要だと思います。結局一番重要な単語は「バランス」ですね。

 

U: 母としてのあなたが影響を受けたメンターのような存在はいますか?

I: もちろん私の母と祖母です。彼女たちがくれた愛が私を完全に変えてくれて自信、自我、アイデンティティーを確立させてくれました。そんな愛こそが、子供たちに対する最も強く大切な感情だと思います。誰かをケアするということは真の「スーパーパワー」です。

 

U: 暮らしている都市の中で一番「自分」らしくなれる場所や瞬間は?

I: 場所は私たちの一定部分を形成しますが、真の感情はどんな時も内面にあると思っています。どこであれ、どんな状況であれ、自分の中でポジティブな感情を感じられることが重要です。なので「L.Aに行くと人生が始まる」とか「東京には本物の幸せが待っている」といった考えは幻想に過ぎません。今この瞬間に真摯に向き合うことで初めて、すべての物事がちゃんと動き始めると思います。

 

U: 今日着用したアーバニック30の服の中で一番気に入ったアイテムは何ですか?

I: 一番好きなルックは、ホワイトの刺繍ドレスです。ビンテージ感のあるアイテムがすごく好きだからです。子供たちと共に過ごす日常にもピッタリですし、気軽に着ても美しく、着用感も心地よいのでとても気に入りました。

 

U: パリのお母さんたちには、何か特別な子育ての方法があると思いますか?パリで母として生きることにおいて、どのような影響を受けましたか?

I: 私の経験はあくまでも観察を通して得たものですが、フランスの親は個人的な活動と子育ての間ですごく上手にバランスをとっていると思います。私はフランス式の母親ではないので、子供たちを連れてよくカフェに訪れていましたが、段々とその頻度が減ってきています。友達と食事をしに外出する時は、ベビーシッターや両親に手伝ってもらっています。

 

U: 母として子供たちが大きくなっても大切にしてほしいと思う価値は何ですか?

I : 何より大切なことは「正しい人間」として生きながら、そのような面を世界に伝えることです。そして素朴さ、優しい心、創造力を大切にできる人になってほしいです。自分に正直で自信を持ち輝く人になることを願っています。また、大人になっても内面には子供らしさを持ち続けてほしいと思います。他の人とは違う視線で世界を見つめる感覚を忘れないでほしいです。

 

U: 子供たちと一緒にいる時は、どんなポイントに気をつかって服を着ますか?

I: 正直私は子供たちの服をスタイリングすることの方が、もっと好きです。ゆったりとして動きやすい服を着させることが多いのですが、子供たちはそんな服を着た時が一番自然で愛らしく見えます。まったく系統が違う服をミックスしても子供たちは着こなしてくれます。

私の場合は、余裕がある時は服装に気をつかって髪も手入れしますが、普段は毎朝クローゼットを開いて目に入った服を適当に着ています。だけど、むしろそういう時の方がナチュラルに自分に似合っています!

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母の日を記念して、アーバニック30は「母」として日々をしなやかに生きる女性たちの美しい瞬間をカメラに収めました。世界中のお母さま方へ、心からの敬意と感謝を込めてお届けする、特別なプロジェクトです。

 

Irina Martynenko, Paris

ロシア生まれのモデル兼女優のイリ・マルティネンコIrina Martynenko)。パリにある彼女の自宅にアーバニック30が訪れた。優しく思慮深い母イリーナと愛らしい魅力が溢れる息子のレオンと娘のサラ。藤の花のように甘く楽しさでいっぱいの3人と過ごした温かな時間。

 

イリーナが着用した衣装とシルバージュエリー、シューズはすべてアーバニック30の製品。子供たちが着用したデニムのトラッカーキャップはThe H.W.Dog&Coの製品。

 

Urbanic(以下U: 自己紹介をお願いします。

Irina Martynenko(以下I: 私の名前はイリーナです。女優兼モデルであり、2人の子供レオンとサラの母、そして娘でもあります。ハバロフスクで生まれ19歳の時にモスクワに引っ越し、現在は家族と共にパリで暮らしています。

 

U: 子供たちと共に過ごす日常において特別に感じられる瞬間やルーティンはありますか?

I: 最近は夫が違う都市に滞在しているので、パリに来た時に家族全員で一緒に過ごす時間が特に大切です。学校に行く前の朝食、放課後の散歩、一緒に夕食の準備をし、即興で音楽にあわせてダンスを踊ったりする日常の瞬間が、私を満たしてくれる意味ある時間です。

一つお話したいエピソードがあります。今は6歳になった息子レオンが3歳になったばかりの頃のことです。レオンを幼稚園に送る時、私は運転しながら「ねぇレオン、知ってる?」と質問することがよくありました。こんな質問に慣れていないレオンは好奇心でいっぱいの目で私を見つめていました。そしたら私は「ママはレオンのことが大好きなのよ」と言い、レオンは「僕も大好きだよ、ママ」と答えてくれました。今では私が質問すると、レオンは何の話なのかすぐに気づきます。そしていたずらっぽく答えたり、優しく答えたりしてくれます。レオンはそうやって「愛」という感情を理解したんだと思います。少し前からは娘のサラにも同じ方法で伝えています。子供たちと共に会話をする時間がすごく大切で愛おしいです。

 

U: 母になってから、自分自身について新たに気づいた点はありますか?

I: ある意味「イェス」と即答できる簡単な質問ですが、よく考えてみると毎日自分自身に問いかけていて、その度に新しい答えを探しています。

最も重要で大きな気づきは、子供と共に生まれた「愛」という感情がとても特別だということです。私は子供たちを保護する時「母オオカミ」のような本能を感じます。不必要な言葉や行動、人々から子供たちをできるだけ守ってあげたいと思うのです。

バランスをとることも重要であり、現実的な視線も必要です。毎日忍耐力を持とうと努力するのですが、疲れた時はそれが難しいです。破壊的な感情が込み上がってくる時、それに気づき克服することも重要ですが、ヨガや呼吸法、読書、インタビュー、カウンセラーとのカウンセリングもとても大きな助けになります。一つ確かなことは、親になるということは最も大きな責任が必要な大変なことであり、それと同時に最も幸せなことであるということです。

 

U: 母としての役割と個人としての夢、そしてアイデンティティーの間でどのようにバランスを維持しているのですか?

I: 先ほど話したヨガが、バランスをとって現実感覚を持ちながら現在に集中させてくれました。息を深く吸い込み吐き出しながら「そうだ、これが私なんだ。私はこう感じ、これを求め、これをするべきなんだ」と自分自身を振り返ることができます。

正直、サポートてくれる両親とベビーシッターなしで24時間子供たちと一緒にいながら他の仕事に集中することは難しいです。なので私にとって「サポート」と「時間管理」が核心的な要素です。

映画業界はプロジェクト期間が長期で撮影時間も長いので、作品選びは慎重に行います。子供たちと離れ難いので、違う都市で働く時は家族も一緒に行くようにしています。そして最近は、長い間止まっていた夢をもう一度鮮明に見つめ直す練習をしています。子供たちと深く繋がりながらも自分自身を見失わないことが、母と子の双方にとってとても重要だと思います。結局一番重要な単語は「バランス」ですね。

 

U: 母としてのあなたが影響を受けたメンターのような存在はいますか?

I: もちろん私の母と祖母です。彼女たちがくれた愛が私を完全に変えてくれて自信、自我、アイデンティティーを確立させてくれました。そんな愛こそが、子供たちに対する最も強く大切な感情だと思います。誰かをケアするということは真の「スーパーパワー」です。

 

U: 暮らしている都市の中で一番「自分」らしくなれる場所や瞬間は?

I: 場所は私たちの一定部分を形成しますが、真の感情はどんな時も内面にあると思っています。どこであれ、どんな状況であれ、自分の中でポジティブな感情を感じられることが重要です。なので「L.Aに行くと人生が始まる」とか「東京には本物の幸せが待っている」といった考えは幻想に過ぎません。今この瞬間に真摯に向き合うことで初めて、すべての物事がちゃんと動き始めると思います。

 

U: 今日着用したアーバニック30の服の中で一番気に入ったアイテムは何ですか?

I: 一番好きなルックは、ホワイトの刺繍ドレスです。ビンテージ感のあるアイテムがすごく好きだからです。子供たちと共に過ごす日常にもピッタリですし、気軽に着ても美しく、着用感も心地よいのでとても気に入りました。

 

U: パリのお母さんたちには、何か特別な子育ての方法があると思いますか?パリで母として生きることにおいて、どのような影響を受けましたか?

I: 私の経験はあくまでも観察を通して得たものですが、フランスの親は個人的な活動と子育ての間ですごく上手にバランスをとっていると思います。私はフランス式の母親ではないので、子供たちを連れてよくカフェに訪れていましたが、段々とその頻度が減ってきています。友達と食事をしに外出する時は、ベビーシッターや両親に手伝ってもらっています。

 

U: 母として子供たちが大きくなっても大切にしてほしいと思う価値は何ですか?

I : 何より大切なことは「正しい人間」として生きながら、そのような面を世界に伝えることです。そして素朴さ、優しい心、創造力を大切にできる人になってほしいです。自分に正直で自信を持ち輝く人になることを願っています。また、大人になっても内面には子供らしさを持ち続けてほしいと思います。他の人とは違う視線で世界を見つめる感覚を忘れないでほしいです。

 

U: 子供たちと一緒にいる時は、どんなポイントに気をつかって服を着ますか?

I: 正直私は子供たちの服をスタイリングすることの方が、もっと好きです。ゆったりとして動きやすい服を着させることが多いのですが、子供たちはそんな服を着た時が一番自然で愛らしく見えます。まったく系統が違う服をミックスしても子供たちは着こなしてくれます。

私の場合は、余裕がある時は服装に気をつかって髪も手入れしますが、普段は毎朝クローゼットを開いて目に入った服を適当に着ています。だけど、むしろそういう時の方がナチュラルに自分に似合っています!

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