アーバニック30が愛する都市、
そしてそこで出会った女性たち。
それぞれの都市が持つムードと活気に似た彼女たちは、
どのようなスタイルでアーバニック30を着こなしているのでしょうか。
暮らす街、年齢、好みは異なりますが、自分らしくアーバニック30のスタイルを自由に楽しむ女性たちから、私たちは素敵なインスピレーションを得ることができます。
様々な都市の人々、そして多彩なセンスをアーバニック30を通してぜひご覧ください。
Yui Matsuzaki, Paris
静岡で生まれ育ち、現在はパリで愛らしいカフェと日本の家庭料理レストランを営んでいる@yui___matsuzaki 松崎裕衣。夫の杉山雄一郎と共にパリでの日常を軽やかに紡ぐ彼女の日々の一場面を、3区に位置するカフェ「ドリーミン・マン」で覗かせてもらった。
松崎裕衣が着用した製品は、ボーンシャツ、アンシェンヌ・スリーブレス、フェードポケットTシャツ、アーカイブデニム、インディゴバンダナ、ラスティック・モカシン。
Urbanic(以下U):どのようなお仕事をされているのでしょうか?あわせて自己紹介もお願いします。
Yui Matsuzaki(以下Y):こんにちは。 松崎裕衣です。パリで暮らしながらパートナーの杉山雄一郎と共にカフェ「ドリーミン・マン( Dreamin’ Man)」を3店舗、そして日本の家庭料理レストラン「アワーハウス( Our House )」を営んでいます。私はカフェで提供するデザートの企画や製造、経理業務を担当しています。
U:パリに来ることになったきっかけと、カフェを始めるに至った経緯について教えてください。
Y:パリに来る前、最初はロンドンで語学研修をしていました。イギリスのティータイム文化とデザート、そして大都市でありながらも街の至るところに公園と緑が広がっている環境にすっかり魅了され、当時はいつかロンドンで働いてみたいという夢を持っていたんです。ただ、ビザ取得が簡単ではないこともあって、同じヨーロッパ圏であるパリへワーキングホリデーで来ることになりました。
私は日本で飲食業に携わっていたわけではありませんが 、幼い頃から祖母と母と一緒にお菓子を作ることが大好きでした。大人になってからも、週末はデザート作りをしながら時間を過ごしていました。
パリに来てからは、アメリカ人オーナーが営んでいる「Boot Café」でパートナーとして働きながら、お店の運営を手伝うようになりました。お店の売り上げが大きく伸びていくなかで、ある日オーナーに「デザートも作ってみたい」と相談したところ、「それなら今すぐオーブンを買いに行こう」と言ってくださいました。それから、毎日家でお菓子を焼く生活が始まりました。趣味の延長戦にすぎなかったお菓子作りが誰かの日常に寄り添うようになり、結局は今の仕事に繋がりました。
U:パリでの暮らしを始めた当初は、この街をどのように感じていましたか?
Y:パリで暮らし始めたばかりの頃は、正直ロンドンがとても恋しかったです。ロンドンに戻りたいと思ったこともありますし、当時はフランスの人たちに対して、どこか少し冷たくて不愛想だと感じることもありました。けれど、この街で時間を重ねながら暮らしていくうちに、表面的な印象だけでは分からない温かさ、人々のほどよい距離感がもたらす心地良さに気づきました。今では、この街が持つ魅力を見つけながら楽しんでいます。
U:よく訪れる街や散歩コース、そして最近関心を寄せていることは何ですか?
Y:お店には、いつも素敵な装いのお客さんがたくさんいらっしゃいます。なので、お客さんや友人たちのファッションを眺めることが日々の楽しみのひとつです。ブランドデザイナーやモデルの方々が訪れることも多いのですが、自分だけのスタイルをナチュラルに楽しむ姿に、たくさんの刺激をもらっています。
パリ10区に位置する「JJ Hings Ice Cream&Things」は、私が毎週訪れている場所です。お店のオーナーであるジュリアが作るアイスクリームは、週替わりでフレーバーが変わるので、「今週はどんな味だろう?」とワクワクしながらお店へと向かう時間が、一週間を頑張った自分自身へのささやかなご褒美になっています。季節の食材を使ったアイスクリームは、慌ただしい日常の中でも季節の移ろいを感じさせてくれる存在でもあります。
こうした何気ない暮らしの中に息づく小さな楽しさと豊かさが、私のデザート作りや暮らしのあり方にも、自然と影響を与えているのだと思います。
U:静岡とパリ、2つの都市での暮らしが、個人の空間やスタイルにどのように反映されているのでしょうか?
Y:静岡では、豊かな自然とゆったりと流れる時間にあわせて暮らしながら、余裕のある暮らしの大切さを学ぶことができました。一方のパリでは、長い歴史を刻んできた街並みと、古いものを大切にしながらも新しい価値を受け入れる姿勢から、多くのインスピレーションを得ています。この2つの都市の感覚が混ざり合って、「ドリーミン・マン」ならではの雰囲気やスタイルが少しずつ形づくられていく気がします。
U:今回の撮影ではアーバニック30の衣装をご着用いただきましたが、いかがでしたか?
Y:実は以前から、友人のMika(Mikaは昨年冬に続き、今季の夏のアーバニック30キャンペーンのモデルを務めている)がアーバニック30の服を素敵に着こなしている姿を見て、愛らしさとナチュラルな雰囲気が印象的だなと思っていました。今回の機会を通して、実際に袖を通すことができ嬉しかったです。服を着用した時に感じられる繊細なディテールと柔らかなシルエットが印象的でした。また、飾っていないようなナチュラル感と自分らしい心地良さを感じることができました。女性らしい雰囲気でありながらもどこか抜け感のある、絶妙なバランスが魅力的です。
U:これから目指していきたいことや、今後の計画について教えてください。
Y:カフェ「ドリーミン・マン」を通して表現したいことは、「日常の中にある小さな美しさ」です。デザート、空間、ファッションなど形はそれぞれ違っても、誰かの何気ない一日をより豊かにすることができるものを届けていきたいです。挑戦してみたいことも、まだまだたくさんあります。その時々の私たちらしい姿を大切にしながら、新しい景色を少しずつ重ねていけたらと思っています。