アーバニック30が愛する都市、そしてそこで出会った女性たち。
それぞれの都市が持つムードと活気に似た彼女たちは、どのようなスタイルでアーバニック30を着こなしているのでしょうか。
暮らす街、年齢、好みは異なりますが、自分らしくアーバニック30のスタイルを自由に楽しむ女性たちから、私たちは素敵なインスピレーションを得ることができます。
様々な都市の人々、そして多彩なセンスをアーバニック30を通してぜひご覧ください。
Dakota Butler, New York
ニューヨークを中心に、インフルエンサー兼ビジュアルコンサルタントとして活動している@reltubatokadダコタ・バトラー。
今季、アーバニック30のキャンペーンモデルになった彼女が「シティーガイド」をテーマに、普段からよく訪れるウエストビレッジエリアの愛らしいカフェとバーを紹介してくれる。
ニューヨークの秋を感じることができる3ヶ所のカフェとバーで、彼女と共に過ごしたゆったりとした時間。
写真で着用した衣装は全てアーバニック30の製品。
Urbanic(以下U):自己紹介をお願いします。
Dakota(以下D):ダコタ・バトラー(Dakota Butler)です。ニューヨークでファッションとデザインブランドのビジュアルコンサルタントとして働いています。
U:あなたのスタイルを2~3個の単語で表現するとすれば?
D:私のスタイルは「極めてシンプル(Very Particularly Simplistic)」です。特定のシルエットと素材にこだわりを持っていますが、スタイル自体は決して目立つ方ではありません。シンプルなパンツ、その中でも特にバージンウール素材で作られた、ゆったりとしたシルエットのパンツとカシミヤセーターをよく着ています。暖かい季節にはノースリーブを着ます。あとは、メゾン・マルジェラのタビシューズをいつも履いていて、タビシューズだけで8足も持っているんですよ。
U:最近どんなことに関心を持っていますか?
D:文章を書くことです!毎日日記を書いていて、私のサブスタックページ(https://substack.com/@reltubatokad)にたまにアップロードすることもあります。いつか短編小説を書いてみたいと思ってます。あと最近は、本を読むことにも夢中になっています。少し前に大量に購入した本を全部読み切って、すぐに新しい本を買いに行きました(彼女が読破した本のリストは、サブスタックで確認することができる)。
U:1番好きな映画はなんですか?
D:「ユー・ガット・メール(You’ve Got Mail)」です。たぶん100回以上見た気がします。メグ・ライアンとトム・ハンクスの組み合わせが最高ですし、「敵から恋人へ」という展開にもとてもトキメキました。何より、あの頃のニューヨークを思い出させてくれます。
U:幼い頃を思い出させる曲もありますか?
D:ザ・キュアー(The Cure)の「Boys Don’t Cry」です。小さい頃、父と2人でドライブしていた時にラジオからこの曲が流れた思い出があります。父が1番好きな曲だと言っていたので、とても記憶に残っています。
U:今回のニューヨーク撮影では、あなたの好きな3つの場所に訪れました。それぞれの場所について紹介をお願いします。
D:コーヒーショップFellini Coffeeは、まず立地が最高です。7番街の角にある三角形の建物なんですが、小さなお店の窓が印象的です。お店はオープン後すぐに沢山の人で賑わいます。私は西側の席に座って太陽の光を浴びながら、モーニングコーヒーを飲むのが好きです。アメリカーノを飲まない時は、ダーティーチャイを注文します。
Bar Pisellinoは、ウェストビレッジの雰囲気を楽しむことができるので、よく訪れています。2019年から通い始めました。通りを行き交う人たちを眺めるのにぴったりな場所に位置しています。特に春から夏、初秋までテラス席に座れる時期がおすすめです。私は静かなグローブ・ストリートを眺めることができる席に座って、ネグローニやピルスナーとプロシュートのフィンガーサンドイッチを頼みます。一度は、本を読みながら軽くお酒を飲むつもりで訪れたのですが、数人の友達が合流し4時間も滞在しました。それぐらい居心地の良い場所なんです。
Sogno Toscanoは、隠れた宝石のような場所です。半分はイタリア食材のお店、半分はカフェ兼バーになっていて、テーブルの間隔が近いのでアットホームな雰囲気を感じることができます。また、テラス席も魅力的です。ここで売っているシャルキュトリは風味が豊かですし、コーヒーもとても美味しいです。
U:ニューヨークの多彩な魅力の中で、どんな魅力を1番愛していますか?
D:ニューヨークでは、どんなことでも可能です。スナックであれドリンクであれ、いつでも購入することができる便利さが特に魅力的です。エンターテイメントが溢れている都市でありながら、それと同時に何もせずとも十分に楽しめる都市です。カフェで1人の時間を過ごすのにも、新しい人たちと出会うのにも完璧な場所です。ニューヨークはその日の気分にピッタリなものを、いつも私に提供してくれます。
U:あなたの個人的なスタイルにインスピレーションを与えてくれるものは何ですか?
D:幼い頃は、いろんなスタイルに挑戦してもみました。今の私のスタイルに最も大きな影響を及ぼしたのは、たぶん私が成長しながら経験したこと、そして私の日常だと思います。今は何よりも心地よさを大切にしています。スタイルにおいては、ある程度の一貫性を持った方が持続可能でありながらシックであり、私の暮らしをより心地よいものにしてくれると信じています。流行りのアイテムで目立とうとするよりも、面白い質感やシェイプを追加する方が素敵だと思います。
U:アーバニック30のフォールキャンペーンのために、いろんな洋服を着用して撮影しましたが、今日の撮影ではどのアイテムが1番気に入りましたか?
D:私が休日によく着るスタイルに似た、グレーのウールセーターとデニムパンツ(リグビーニットとジュディーパンツを合わせている)が、すごく気に入りました。クラシックでありながらも心地よいスタイルです。
U: ファッションとデザインにおいて、特に影響を受けたデザイナーや芸術家、場所などはありますか?
D:シンプルさに集中するブランドが好きです。色の加え方が素敵なデザイナーにも心が惹かれます。同じような理由で、ルーチョ・フォンタナ、サイ・トゥオンブリー、レンブラント、エドワード・ホッパーが使った色と彼らの作品が醸し出す全体的なトーンもとても好きです。
私が訪れる場所やお気に入りの場所にも、いつも心地よさがあります。以前ノルウェーに行った時、その国のシンプルさと美しさに惹かれました。またニューヨーク州の北部にある私の家も、それに似た雰囲気です。結局、私が好きなものはほとんど、シンプルさに基づいていて、私の暮らしに対する接近方式も、そういう部分が反映されていると思います。