ソウルを拠点に活動するカリグラフィーアーティストであり、フロリストのウ・ヘイン。
彼女がが手掛ける「Atelier Magnifique」はアーバニック30と長きにわたるコラボレーションを通じて、彼女の書体のように優雅なフラワーアレンジメントが数々の魅力を届けてきました。そんな彼女が今回の年末企画で紹介するのは、スイートピーを中心にシルバーの食器やキャンドルを巧みに配置した美しいテーブルアレンジメント。アーバニック30の空間に自然と溶け込む「Atelier Magnifique」の洗練されたデコレーションを、ぜひお楽しみください。
Urbanic(以下、U): 作業をされる際に、最も大切にしていることは何ですか?
Atelier Magnifique(以下、A): 基本となるのは、お花の鮮度とその調和です。全てのお花が主役になるのではなく、それぞれがリード役とサポート役として役割を持つことで、全体のバランスが美しく保たれると考えています。そしてもう一つ、自分自身の体調管理も欠かせません。日々の作業で常に高いクオリティを維持するためには、自分自身が健康であることが何よりも大切です。
U: デザインにおいての哲学や、インスピレーションの源について聞かせてください。
A:自然やフード、ファッションといった日常の中で魅力を感じるすべてが、私にとってインスピレーションの源となっています。また、人との対話からインスパイアされることも多くあります。
U: 今回の作業で選ばれたお花は何でしょうか?また、そのお花を選んだ理由を教えてください。
A:スイートピーを選びました。この花は、シンプルでしっかりとした茎を持っていながら、その花びらはまるでシルクのブラウスのように柔らかく、自然な風合いのしわが特徴的です。また、芳しい香りが漂い、どんな花とも調和し、どのような空間に置かれても自然に馴染むクラシックな魅力を備えています。その普遍的で洗練された存在感がアーバニック30のブランドイメージと重なると感じました。